世界の電気自動車市場をリードする中国では18日午後から上海モーターショーが始まっています。会場から報告です。
(高橋大作記者報告)
東京ドーム8個分という非常に広い会場に1500台の新車が並べられた最大規模な展示会ですが、なかでも注目を集めているのが中国国内EV市場、急成長したBYDです。
去年、中国では2680万台の自動車が販売され、14年連続、世界最大の自動車市場を維持しました。
去年販売された車のうち25%以上が電気自動車などの新エネルギー車で、モーターショーの会場では国内外のメーカーが新型のEV車を発表するなど、しのぎを削っています。
中国勢主導で急速に電気自動車の普及が進むなか、中国政府は去年末、一定の役割を終えたとして新型エネルギー車に対する国内での補助金を打ち切りました。
中国メディアは電気自動車の競争はこれからもっと激しさを増し、多くの新興メーカーは淘汰(とうた)されるだろう、代わりに生き残ったメーカーだけが成長する「EVの新時代が始まるであろう」と報じています。
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