ワグネルで恩赦を受けた元受刑者2人 恩赦後に再び殺人[2023/04/19 21:48]

 ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の兵士として戦闘に参加し、恩赦を受けた元受刑者による殺人事件が少なくとも2件、発生していることが分かりました。

 ロシアの独立系メディア「モスクワタイムズ」によりますと、ジョージアから一方的に分離独立を宣言している親ロシア派の支配地域の南オセチアで17日、ゲオルギー・シルカエフ容疑者が脳性まひを抱える38歳の男性を殺害したとして拘束されました。

 シルカエフ容疑者は2014年に犯した殺人事件で服役中にワグネルの戦闘員としてウクライナへの侵攻に参加し、その後、恩赦を受けていました。

 3月末にもロシア中東部のキーロフでイワン・ロスソマヒン容疑者が殺人の罪で拘束されました。

 ロスソマヒン容疑者も殺人で実刑判決を受けて服役中にワグネルの一員としてウクライナでの戦闘に参加し、恩赦を受けていたということです。

こちらも読まれています