米4/20は“マリファナの日” 合法化で4兆円の市場規模に　違法売買減らず治安悪化も

　アメリカで医療用・嗜好（しこう）用含めた合法マリファナの年間消費額が去年、初めて4兆円を超えたことが分かりました。

　アメリカでは隠語としてマリファナが420と呼ばれてきたことから、4月20日は「マリファナの日」とも言われています。

　現在、全米50州のうち医療用は38の州で、嗜好用は21の州で合法化されていて、マリファナの消費額は去年初めて300億ドル＝4兆円を超え、チョコレートの1.5倍となりました。

　合法化と規制緩和は違法市場や乱用を取り締まる目的もありますが、店舗での購入は高い税金が課されるため違法売買は殆ど減らず、依存者が増え、治安が悪化したというデータもあります。

　税率の引き下げなどさらなる規制緩和に進むのかが今後の議論となりそうです。