中国政府もスーダン内の自国民に対し国外退避に関する調査始める[2023/04/23 23:11]

 スーダンにある中国大使館は現地に滞在する約2000人の中国人に対し、注意喚起をするとともに国外退避に関する個別調査を始めました。

 スーダンでの武力衝突を巡り、現地の中国大使館は21日までに中国人や中国企業に対して「流れ弾のリスクが高まり強盗被害も相次いでいる」などと注意喚起を行い、外出を極力避けるよう呼び掛けました。

 これまでのところ国外への退避は指示していませんが、スーダンからの退避を希望するかどうか大使館のホームページを通じて22日までに回答するよう求めました。

 中国メディアによりますと、スーダン国内には石油関連の国営企業の職員など約2000人の中国人が滞在しているということです。

こちらも読まれています