日本の外交官と会食した中国紙幹部 スパイ罪で起訴[2023/04/25 19:44]

 中国共産党系メディアの幹部が日本の外交官と会食した直後に中国当局に拘束され、その後、スパイ罪で起訴されたとアメリカメディアが報じました。

 ウォール・ストリート・ジャーナルによりますと、先月、スパイ罪で中国当局に起訴されたのは共産党系メディア「光明日報」で論説委員を務めていた董郁玉さんで、24日に家族が声明を出しました。

 董さんは去年2月に北京のレストランで日本大使館の職員と会食した直後に当局に拘束されたということです。

 この時、日本大使館の職員も一時拘束され、日本政府はウィーン条約に違反しているとして中国側に抗議しました。

 北京では、先月もアステラス製薬の現地法人に勤務する日本人男性がスパイ容疑で拘束されています。

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