ドローン撃墜の瞬間　キーウで空襲警報　報復警戒でウクライナ緊張高まる

　ロシア・クレムリンへのドローン攻撃を巡り、ロシア側がウクライナへの報復をほのめかすなか、ウクライナの首都キーウで空襲警報が出され、ドローンが撃ち落とされました。

　キーウで4日、上空を飛行する1機のドローンが撃墜され、炎を上げながら落下していきます。

　ウクライナ軍によりますと、ドローンはウクライナ軍のもので、制御を失ったために軍が撃ち落としたということです。

　破片が落下し、4階建ての建物で火災が発生しましたが、すぐに消し止められました。

　キーウでは空襲警報が出され、市民は地下鉄などに避難していたため、けが人はいないということです。

　モスクワのクレムリンへのドローン攻撃について、ロシア側はアメリカが関与したウクライナの攻撃だと主張し、ウクライナへの報復をほのめかしていて、緊張が高まっています。