ロシアで車爆破 極右の作家が負傷 運転手死亡[2023/05/06 22:20]
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ロシアの極右の作家、ザハール・プリレーピン氏が乗った車が爆破され、運転手が死亡しました。プリレーピン氏もけがをしています。
ロシアメディアによりますと、6日、ロシアのニジニ・ノヴゴロド州で、作家のザハール・プリレーピン氏が乗った車が爆破され運転手が死亡しました。
プリレーピン氏も負傷し、病院で治療を受けているということです。
プリレーピン氏はロシアのウクライナ侵攻を積極的に支持していることで知られています。
捜査当局はウクライナ出身で最近、ロシア国籍を取得した男を拘束しました。
捜査当局によりますと、爆破現場の道路には直径1.5メートル以上の穴ができたということです。
一方で、去年9月に結成されたレジスタンス組織「アテッシュ」がSNSを通じて犯行を実行したと主張しました。
ロシア外務省のザハロワ報道局長は「アメリカとイギリスに直接責任がある」などと主張しています。
ロシアでは去年8月、プーチン氏の頭脳と呼ばれる極右の思想家、ドゥーギン氏の娘が車の爆破によって殺害されています。