中国・習近平氏「肝いり」の新都市を幹部と揃って視察[2023/05/11 13:24]

 中国の習近平国家主席が自らが主導して計画を進める、河北省の新しい町を幹部らを引き連れ視察しました。

 10日、習近平国家主席は、中国共産党序列2位の李強首相や、序列5位の蔡奇中央弁公庁主任、序列6位の丁薛祥副首相らと河北省の雄安新区を視察しました。

 雄安新区は2017年に中国政府が「千年の大計画」として、建設を発表した新しい都市で、習主席の視察は3回目となります。

 今回の視察では立ち退きによって移転した市民の食堂や、マンションを訪れ、生活を重視する姿勢をアピールしました。

 共産党トップ7のうち4人が同じ場所を視察するのは異例で、自らの肝煎り(きもいり)の街を重視する姿勢の表れと言えます。

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