中国がG7サミットの共同声明に反発[2023/05/21 01:42]

 中国外務省は、G7サミットの共同声明が台湾海峡の平和の問題や、新疆・チベットや香港の人権問題を取り上げたことなどに「強烈な不満と断固たる反対」を表明しました。

 中国外務省はG7サミットの共同声明について「地域の安定を傷付け、他国の発展を抑圧している」と反発し、日本などに厳正な申し入れを行ったと明かしました。

 そのうえで、台湾問題について「国家の主権と領土を守る中国人の決意と能力を軽く見てはならない」と強調しました。

 また、新疆・チベットや香港の人権の問題は「純粋に内政問題だ」と反発しています。

 さらに、G7については「国際社会はG7が主導する『西側のルール』や『アメリカファーストのルール』を受け入れない」として「やり方を改めるべきだ」と批判しています。

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