プリゴジン氏がバフムト「完全制圧」を主張 ワグネル撤収か[2023/05/21 02:56]
ロシアの民間軍事会社「ワグネル」を率いるプリゴジン氏がバフムトの完全制圧を主張し、部隊を撤収させると述べました。ウクライナ側は否定しています。
プリゴジン氏は20日、廃虚の街の中でロシア国旗を掲げたビデオをSNSに投稿し、ウクライナ東部の激戦地バフムトを完全に制圧したと主張しました。
そのうえで、休息と再訓練のために25日からワグネルの部隊を撤収させるとしています。
一方、ウクライナ軍東部方面部隊のチェレバティ報道官はロイター通信に対して「真実ではない。我々の部隊はバフムトで戦闘を続けている」と述べ、プリゴジン氏の主張を否定しています。