ワグネルがバフムトから撤退開始と発表 プリゴジン氏のインタビュアーは“クビ”[2023/05/25 20:50]

 ロシアの民間軍事会社「ワグネル」がウクライナ東部のバフムトから撤退を開始したと発表しました。

 ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者・プリゴジン氏は25日、ウクライナ東部の激戦地・バフムトから撤退を始めたとする映像をSNSに投稿しました。

 プリゴジン氏は6月1日までに撤退を完了させ、ロシア軍に引き継ぐとしています。

 プリゴジン氏は23日に公開されたインタビューでウクライナ侵攻を巡り、ロシア国防省やエリート層を激しく非難し、ウクライナ軍を「世界最強の軍隊」などと称賛しました。

 しかし、ロシアの国営メディアはこれをほとんど報道せず、インタビューを行ったジャーナリストのドルゴフ氏は25日、出演する番組を解雇されたと明らかにしました。

 ドルゴフ氏によりますと、番組は政府系の団体から資金提供を受けていて、解雇は「上からの指示」によるものだとしています。

こちらも読まれています