ロシア ベラルーシへの核配備文書で合意 露国防相「核兵器使用の決定はロシア側に」[2023/05/25 21:45]

 ロシア国防省はロシアの戦術核兵器をベラルーシに配備する際の手順について、ベラルーシと合意したと発表しました。

 ロシアのショイグ国防相は25日、同盟関係にある隣国・ベラルーシの首都ミンスクを訪れ、ロシアが戦術核兵器をベラルーシ領内に配備する際の手順を定めた合意文書に署名しました。

 ショイグ国防相は「核兵器の管理と使用の決定はロシア側にある」と述べました。

 ロシアはベラルーシへの核兵器の譲渡ではなく、配備のためNPT(核拡散防止条約)に違反していないと主張しています。

 プーチン大統領は3月、ベラルーシへの戦術核兵器の配備を表明し、7月1日までに核兵器の貯蔵施設をベラルーシに建設すると発表していました。

画像:VOENTV

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