米軍の批判に中国軍反論「事実を無視した逆ギレだ」 南シナ海上空で“妨害飛行”[2023/05/31 22:05]

 中国軍の戦闘機がアメリカ軍の偵察機に攻撃的な操縦を行ったとの批判について、中国軍は「事実を無視した逆ギレだ」と反論するコメントを発表しました。

 アメリカ軍は30日に、26日の南シナ海上空の映像を公開し、中国軍の戦闘機「殲16」がアメリカ軍の電子偵察機「RC135」に攻撃的な操縦を行ったと批判しました。

 これに対して中国軍は31日、「アメリカ軍の偵察機が空母『山東』の編隊の訓練を故意に偵察し妨害したため法に従って追跡監視した」と反論しました。

 そのうえで「関連の報道は事実を無視した逆ギレで、国際世論を乱そうとするものだ」と非難しています。

 また、アメリカ軍に対して「最前線の兵力の行動をしっかり統制できなければ、それによる一切の責任はアメリカが負うことになる」と威嚇しています。

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