アメリカの出生数 前年より3000人減少 出産の高齢化も進む[2023/06/02 06:53]

 アメリカで去年生まれた赤ちゃんはおよそ366万人で、前の年と比べて3000人減少しました。

 アメリカのCDC(疾病対策センター)が公表した暫定値によりますと、去年、アメリカで生まれた赤ちゃんは366万1220人で、2021年と比べて3000人減りました。

 2021年は、コロナ禍で先送りしていた出産を実現する動きが広がり7年ぶりに出生数が増えましたが、再び減少へと転じました。

 年代別では出産の高齢化によって35歳以上の出生率が上昇傾向である一方で、10代から20代前半の出生率は過去最低となりました。

 また、人種別にみると白人の出生数は前の年から3%減ったものの、アメリカ全体の半分を占めて最も多く、次いで多かったヒスパニック系は全体の25%を超えました。

画像:米 CDC=疾病対策センター

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