北朝鮮“偵察衛星打ち上げ”与正氏「内政干渉的だ」今後は事前通告しない可能性を示唆[2023/06/04 09:13]

 北朝鮮による偵察衛星打ち上げへの対応を巡り、金正恩総書記の妹・与正(ヨジョン)氏が国連安保理を「内政干渉的だ」と非難しました。

 与正氏は4日、朝鮮中央通信を通じて談話を公開しました。

 先月の衛星打ち上げについて「主権国家の権利」と主張したうえで、緊急会合を開いた国連安保理について「最も不公正で偏見的かつ内政干渉的な主権侵害行為」と反発しています。

 また、「国際問題評論家」名義の論評も公開され、非難決議を採択したIMO=国際海事機関に対し「事前通告がこれ以上必要ないという立場表明とみなす」として、今後は事前通告しない可能性を示唆しています。

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