韓国の国防省は北朝鮮が打ち上げた「衛星ロケット」の残骸の回収について、当初の予定より作業が難航しているという認識を示しました。
韓国国防省の報道官は8日、北朝鮮の「衛星ロケット」の残骸回収作業について「引き揚げ作戦は潮流が速く、視野も良くないため安全を最優先に進めている」と述べました。
当初の予定よりも作業が難航しているという見解を示しています。
韓国軍は先月31日、北朝鮮が東倉里(トンチャンリ)の西海(ソヘ)衛星発射場から「軍事衛星」を搭載したロケットを打ち上げた後、1時間半後には黄海上で円筒形の物体を一度確保したものの、重さなどから引き揚げまでには至らず、水深およそ75メートルの海底に沈んでいました。
作業は8日も続いていて、回収すれば北朝鮮の技術レベルの分析などに役立つとみられています。
画像:PleiadesNEO@AirbusDS2023
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