元徴用工訴訟で新たに1人が現金化手続き取り下げ 韓国政府の解決策に応じる[2023/06/09 08:28]

 元徴用工訴訟を巡り、韓国の原告のうち新たに1人が日本企業資産の現金化手続きを取り下げたことが分かりました。

 いわゆる元徴用工を巡る訴訟で、三菱重工業を相手取り韓国の最高裁で2018年に勝訴が確定した元徴用工の女性1人が7日、日本企業資産の現金化のための手続きを取り下げたことが分かりました。

 これに先立ち女性は韓国政府が発表した解決策を受け入れる考えを示し、先月、政府傘下の「日帝強制動員被害者支援財団」から賠償金の代わりに支給金を受け取っていました。

 これで判決が確定した原告15人のうち、今も支給金の受け取りを拒否しているのは元徴用工2人を含む4人となりました。

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