「短い昼寝は老化を遅らせる」 英の研究[2023/06/20 22:08]

 短い昼寝は脳に良い影響を及ぼし、老化を遅らせることに役立つという研究結果が発表されました。

 イギリスの研究者らが40歳から69歳のデータをもとに分析したところ、昼寝の習慣がある人の脳の容量は昼寝の習慣がない人よりも平均で15.8立方センチメートル大きいことが分かりました。

 脳は年齢とともに小さくなるため、昼寝の習慣がある人は習慣がない人に比べて老化が2.6歳から6.5歳遅いことに相当するということです。

 昼寝の時間は30分以内にとどめることが良いということです。

 研究チームの1人は、イギリスメディアの取材に対して「今回の研究が昼寝に対する汚名を返上する一助になればと思います」と話しています。

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