日産自動車に対し、1400億円余りの損害賠償を求める訴訟を起こしたカルロス・ゴーン被告がメディアの取材に答え、「最後まで戦い抜く」と話しました。
日産自動車元会長のゴーン被告はロイター通信のインタビュー取材に応じ、「これから長い戦いが待っている。我々は最後まで戦い抜く」「私が求めている賠償額は彼らが私にしたことに比べればほんのわずかなものに過ぎない」と話したということです。
ゴーン被告側は先月、逃亡先のレバノンで日産などを相手取り、10億ドル=1400億円余りの損害賠償を求める裁判を起こしています。
インタビューでゴーン被告は「日産は大企業であり、色々なところに資産を持っている」と、その狙いについて明らかにしたほか、「自分の権利を取り戻し、評判を回復するつもりだ。必要なすべての時間を捧げる」と話しています。
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