武装蜂起したロシアの民間軍事会社「ワグネル」を率いるプリゴジン氏が新たな声明を発表し、「我々こそが愛国者だ」と抵抗を続ける構えを見せました。
ロシアのプーチン大統領は24日の演説で武装蜂起した「ワグネル」は「裏切り者」だとしてロシア軍などに鎮圧を命じました。
演説からおよそ2時間後にプリゴジン氏がSNSで新たな声明を発表し、「大統領は大きな間違いを犯した。我々が愛国者だ」と主張しました。
「我々は汚職や欺瞞(ぎまん)、官僚主義に対して戦っている愛国者だ」と強調し、ウクライナで戦っている間に官僚らは自らの懐を肥やしていたと痛烈に批判しました。
プリゴジン氏はそのうえで、プーチン大統領や治安当局の要請に応じて自首する者はいないだろうと強気の姿勢を見せています。
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