台湾東部をロシア籍のフリゲート艦2隻が通過[2023/06/28 01:51]

 台湾当局は台湾東部の海域をロシアのフリゲート艦2隻が通過したと発表しました。

 台湾国防部は現地時間27日午後11時ごろ、ロシア籍のフリゲート艦2隻が台湾の東側の海域を南から北に向かって航行しているのを確認したと発表しました。

 フリゲート艦はその後、南東へ向かい監視エリアを離れたということです。

 台湾国防部は、偵察機などでロシア籍の艦船の動きを把握したとしています。

 また、台湾当局はロシアによるウクライナ侵攻から1年が経過した今年2月、「武力や脅迫による一方的な現状変更に反対する」とロシアを非難する声明を出しています。

 一方、ロシアのプーチン大統領は習近平国家主席と会談した今年3月、「台湾などの核心的利益をお互いに支持し合う」とする共同声明に署名しています。

画像:台湾国防部提供

こちらも読まれています