イギリス国防省はウクライナ軍がロシアのウクライナ侵攻前から親ロシア派勢力に実効支配されていた地域の一部を、奪還した可能性が高いという見方を示しました。
イギリス国防省は27日、ウクライナ軍が東部ドネツク州で前進し、2014年以降、親ロシア派勢力に実効支配されていた地域の一部を奪還した可能性が高いという分析を明らかにしました。
親ロシア派勢力が実効支配していた地域を奪還すれば、去年2月のロシアのウクライナ侵攻以降、初めてになるということです。
イギリス国防省は「ドンバス全域でのウクライナ軍の同時多発的な攻撃が、この地域で活動するドネツク人民共和国軍とロシア南部のチェチェン共和国部隊を疲弊させた可能性が高い」と指摘しました。
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