北朝鮮「米偵察機が何度も領空侵犯」 撃墜の可能性を示唆[2023/07/10 11:21]

 北朝鮮国防省は、アメリカ空軍の偵察機が領空に侵入したと主張し、撃墜の可能性を示唆する談話を公開しました。

 朝鮮中央通信を通じて10日に公開された国防省報道官名義の談話では今月2日から9日にかけアメリカ空軍の戦略偵察機や無人偵察機が朝鮮半島周辺を飛行し、「領空を数十キロも侵犯する事件が何度も発生した」と主張しています。

 そのうえで「偵察機が撃墜される衝撃的な事件が起きないという保証はどこにもない」と威嚇しています。

 また、朝鮮半島への原子力潜水艦の展開についても非難し、「誰も望まない極端な状況が醸成されるかどうかはアメリカの今後の行動に懸かっている」と牽制(けんせい)しました。

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