北朝鮮が日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射 韓国軍[2023/07/19 04:46]

 韓国軍は、北朝鮮が日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射したと発表しました。北朝鮮による弾道ミサイルの発射は今月12日以来です。

 韓国軍によりますと、北朝鮮は19日午前3時半から46分ごろまでの間に、平壌近くの順安(スナン)一帯から日本海へ向けて短距離弾道ミサイル2発を発射したということです。

 アメリカと韓国の情報当局が分析中です。

 北朝鮮は、12日にも固体燃料式の新型ICBM(大陸間弾道ミサイル)「火星18」を日本海へ向け発射しています。

 このタイミングでの発射は18日午後、核兵器を搭載できるアメリカの戦略原子力潜水艦が約40年ぶりに釜山港に入港したことや、同じく18日、米韓によるNCG(核協議グループ)の初会合がソウルで開かれたことに対する反発とみられます。

 発射に先立ち17日には、金正恩総書記の妹・与正(ヨジョン)氏が談話で「数日前に目撃したのはすでに開始された軍事攻勢の始まりだ」として、12日の発射に続くさらなる挑発を示唆していました。

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