黒海を通じた穀物輸出合意の履行を停止したロシアが大規模な攻撃を繰り返しているウクライナ南部の港湾都市では、中国総領事館も被害を受けました。
ウクライナ南部オデーサ州の知事は20日、オデーサにある中国総領事館がロシア軍による攻撃を受けたと明らかにしました。
そのうえで、「敵が何に対しても注意を払っていないことを示している」と非難しました。
ロシアは黒海を通じた穀物輸出合意の履行から離脱した17日の翌日から、3日連続でオデーサに大規模な攻撃を行っています。
中国外務省は20日、オデーサの中国総領事館について死傷者は出なかったとしたうえで、爆発の衝撃で窓ガラスが割れるなどの被害が出たことを認めました。
一方で、ロシア軍による攻撃で被害を受けたかについては言及しませんでした。
画像:オデーサ州知事のテレグラムから
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