カンボジア総選挙 与党が「地滑り的勝利」を宣言[2023/07/23 23:50]
![](/articles_img/000308580_1920.jpg)
カンボジアで任期満了に伴う下院の総選挙が行われ、フン・セン首相率いる与党が圧勝する情勢です。事実上の一党独裁が続くことになります。
総選挙は23日に投開票が行われ、現地メディアによりますと、与党の「人民党」が「地滑り的な勝利を収めた」と勝利を宣言しました。
議席数は判明していませんが、すべての議席を独占した前回同様、圧勝が予想されます。
今回の選挙を巡っては、有力野党が書類の不備を理由に選挙への参加を認められず、欧米諸国からは批判の声が上がっています。
首相を38年間務めるフン・セン氏(70)は、今回初めて立候補した長男のフン・マネット氏(45)を後継に指名していて、香港メディアの取材に近く首相を交代する可能性があることを示唆しています。