ロシアの学校の授業で戦闘用ドローンの基本操作が必修になります。
イギリス国防省は24日、ロシアのすべての生徒が戦闘用ドローンの基本操作を学ぶことになったと明らかにしました。
ロシアのシェイキン上院議員が発表したもので、9月1日から日本の高校にあたる10年生と11年生の「生活安全の基礎」の授業で義務化されるということです。
同じ授業では敵のドローンへ対抗する方法のほか、ライフルや手投げ弾の訓練、地形偵察の方法なども新たに加えられるということです。
イギリス国防省は、ロシアが軍事教練を再び重視するようになったことは能力開発のためではなく、軍国主義的な愛国心を育む取り組みの一環だと指摘しています。
また、ドローンの操作方法が加えられたことはロシアがドローンを現代戦の重要な要素として認識している表れだと分析しています。
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