ウクライナによる反転攻勢が続くなか、ロシアのメドベージェフ前大統領が核兵器を使用せざるを得ないなどと述べ、西側諸国を威嚇しました。
 メドベージェフ前大統領は30日、NATO(北大西洋条約機構)の支援を受けたウクライナがロシアの土地の一部を占領する場合、「ロシアは核兵器の使用せざるを得ない」「他の方法はない」とSNSに投稿しました。
 ロシアは2020年の大統領令で、核兵器の使用条件として、敵の侵略により国家の存続が脅威にさらされる場合などを挙げています。
 ウクライナのゼレンスキー大統領は30日、「戦争は次第にロシアの領土に戻りつつある」と述べ、ロシア国内への攻撃が増えると示唆しました。
 ロシア国防省によりますと、30日にはロシアが実効支配するクリミア半島や首都モスクワ中心部にもドローン攻撃がありました。                      
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