フランス 紙のレシート原則廃止 ごみ削減へ[2023/08/02 11:02]

 フランスでスーパーや飲食店などで発行される紙のレシートが、環境対策のため原則廃止となりました。

 フランスで1日、スーパーや飲食店などで印刷される紙のレシートが、環境対策でごみを減らすため、原則廃止となりました。

 客がその場で発行を依頼した場合や、家電製品など返品や保証の手続きにレシートが必要な商品は例外となります。

 フランス人:「何も変わりません。だってすべてがスマホで持っていられるから。スマホで支払うことでここにレシートも入っています」「これまでも特に必要と思っていなかった。紙を無駄にしないこと、バッグの奥に残って1カ月もしたら捨てるようなことをしないという2つのことを同時に実現する、環境に良いと思う」

 地元メディアによりますと、フランスでは年間125億枚のレシートが印刷されていて、そのために、2500万本の木が伐採され、180億リットルの水が使われているということです。

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