ホワイトハウスは、北朝鮮がウクライナ侵攻を続けるロシアに弾薬を提供しようとしていると懸念を示しました。
アメリカNSC=国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は3日、先月下旬に北朝鮮を訪問したロシアのショイグ国防相が北朝鮮の高官に対し、弾薬などの提供を拡大するよう求めたと指摘しました。
カービー氏は「プーチン氏が制裁と輸出規制によって追い込まれている表れ」だとしたうえで、ロシアと北朝鮮によるいかなる武器の取引も国連安保理決議に違反すると牽制(けんせい)しました。
ホワイトハウスは去年12月にロシアの民間軍事会社「ワグネル」が北朝鮮から武器の提供を受けたと断定したほか、今年3月にはロシアが食料と引き換えに北朝鮮から武器を獲得しようとする新たな情報を得たと発表しています。
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