ウィリアム・フリードキン監督が死去 映画『エクソシスト』など数々の名作手がける[2023/08/08 04:43]

 1970年代に世界中でオカルトブームを巻き起こした、映画「エクソシスト」のウィリアム・フリードキン監督が亡くなりました。87歳でした。

 フリードキン監督は「フレンチ・コネクション」や「エクソシスト」でアカデミー賞を受賞し、ホラー映画の巨匠として知られ、7日、ロサンゼルスで亡くなりました。

 日本でも大ヒットした「エクソシスト」は、神父が少女から悪魔を祓う映画で、少女の首が180度回転するシーンはホラー映画の代名詞となり、世界中でオカルトブームを巻き起こしました。

 フリードキン監督は1935年、ロシアによるユダヤ人虐殺からアメリカへ逃れた家庭で生まれ、反権威主義的な映画を通じて、善と悪のあいまいな境界線を描き続けました。

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