記録的な豪雨に見舞われた北京で、死者・行方不明者が合わせて51人に上っていると北京市政府が発表しました。
北京市政府は台風5号の影響で各地に被害をもたらした豪雨によって救助隊員5人を含む33人が死亡し、今も18人が行方不明だと明らかにしました。
今回の豪雨で北京市内の3地点で降り始めから雨量が1000ミリを超え、洪水や鉄砲水によって129万人近くが被災、5万9000戸の家屋が倒壊したとしています。
一方、治水当局の担当者は治水事業によって被害を大幅に減らすことができたと述べたうえで、「市の治水事業は今回の豪雨で重要な役割を果たした」と成果を強調しました。
北京市では今後3年かけ、災害復旧と復興事業を進めたいとしています。
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