米でコロナ新変異株EG.5が急増[2023/08/10 05:53]

 CDC(アメリカ疾病対策センター)は、全米の新型コロナ感染者の中で新たな変異株、「EG.5」の割合が最も多くなったと明らかにしました。

 CDCの最新データによりますと、今月5日までの2週間における全米のコロナ感染者の中で、新たな変異株「EG.5」が約17%を占め、初めて最多となりました。

 「EG.5」はこれまで割合が多かった「XBB」系のオミクロン株の派生型で、劇的な変化ではないとしています。

 ニューヨーク州では感染者数が前の週より55%、入院者数も22%増加するなど全米で感染拡大が懸念されていますが専門家は、旅行で人の移動が増えていることやエアコンの利用などが主な要因で「EG.5」が直接的な原因とは言い切れないとしています。

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