お盆に衝撃 円安進む 一時1ドル=145円台に[2023/08/12 04:58]

 お盆休みに海外旅行に出掛ける人も多いなか、円安が進んでいます。一時1ドル=145円の大台を超えました。

 11日のニューヨーク外国為替市場で円相場は6月末以来、約1カ月ぶりに一時1ドル=145円台を付けました。

 アメリカ労働省が発表した7月の卸売物価指数が市場予想を上回り、インフレ圧力の根強さを示しました。

 その後、アメリカの長期金利が上昇するなか、大規模な金融緩和を続ける日本との金利差が拡大するとの見方から、円を売ってドルを買う動きが強まりました。

 先月下旬の日銀の政策修正によって、円相場は一時138円台を付けましたが、約2週間で7円ほど円安が進んでいます。

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