北朝鮮は、自民党の麻生副総裁が台湾を訪問したことについて取り上げ、「中国への内政干渉だ」と批判しました。
朝鮮中央通信は13日、国際問題評論家名義の論評を公開しました。
麻生副総裁が今月、台湾を訪問したことや日米や台湾に「戦う覚悟」が求められているとする発言をしたことについて、「中国の神聖な内政に対する露骨な干渉」などと批判しています。
そのうえで日本の防衛費増額などにも言及し、「『台湾脅威説』を名分に軍事大国化の野望を実現しようとしている」と主張しています。
北朝鮮としては、18日にアメリカで日米韓首脳会談が開かれるのを前に改めて中国への支持を強調する狙いとみられます。
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