エクアドル 大統領候補暗殺を受け 新たな候補者にジャーナリストを擁立[2023/08/14 08:48]

 南米エクアドルで大統領選挙の候補者が暗殺されたことを受けて、ジャーナリストのクリスチャン・ズリタ氏が新たな候補として擁立されました。公約を引き継ぎ、テロなどと戦う姿勢を示しています。

 エクアドルの大統領選挙を巡っては、中道政党「建設」の大統領候補で汚職などとの対決を掲げていたフェルナンド・ビジャビセンシオ氏が9日、首都キトで選挙活動中に暗殺されました。

 党の大統領候補が不在となり投票日が20日に迫るなか、ジャーナリストのクリスチャン・ズリタ氏が代わりの候補として擁立されました。

 防弾チョッキを着て会見場に姿を見せたズリタ氏は、ビジャビセンシオ氏の暗殺について「非道で残忍な犯罪だ」と非難したうえで、公約を引き継いでテロやマフィアなどと戦うと強調しました。

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