ウクライナ首相 来年のパリ五輪ボイコットの可能性に言及[2023/08/16 02:50]
ウクライナのシュミハル首相は来年のパリオリンピックにロシアとベラルーシの出場が許可されれば、ボイコットする可能性を示唆しました。
ウクライナのシュミハル首相は14日、「ロシアはウクライナのアスリートやコーチを340人殺害し、343のスポーツ施設を破壊している」とSNSに投稿しました。
そのうえで、「スポーツと軍事侵攻は両立しない」と主張しました。
ロシアとベラルーシのパリオリンピック出場が認められれば、ウクライナはパリ大会をボイコットする用意があるということです。
IOC(国際オリンピック委員会)はすでにロシアとベラルーシをパリオリンピックから除外しましたが、両国の選手が個人資格で参加するかについては「適切な時期に判断する」としています。
ウクライナオリンピック委員会は14日、「本大会への参加について、IOCの決定を待って公式の立場を公表する」との声明を発表しています。