【速報】中国の新築住宅価格 7割の都市で下落 不動産不況続く [2023/08/16 12:30]

 不動産の不況が深刻化している中国で、新築住宅の価格が調査した70都市のうち49都市で下落したことが明らかになりました。下落した都市の数は、今年に入って最多です。

 中国の国家統計局の発表によりますと、7月の新築住宅価格は調査している70都市のうち49都市で下落しました。

 また、中古住宅の価格は全体の9割にあたる、63都市で下落しました。

 下落した都市数は新築・中古とも、今年に入って最多です。

 中国では、不動産分野の不況が続いていて、1月から7月の不動産投資額はマイナス8.5%と大きく落ち込みました。

 また、大手の不動産会社「碧桂園」が、1兆円以上の赤字見通しを公表するなど、個別企業にも影響が広がっています。

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