パリ・セーヌ川でのパラトライアスロンが“中止”　水質汚染で[2023/08/19 16:31]

　来年夏のパリ・パラリンピックに向けて、19日にセーヌ川で開催予定だったパラトライアスロンのテスト大会について、水質汚染の懸念で、水泳の競技が中止となりました。

　パリ市などによりますと、来年のパラリンピックのテスト大会として19日に開催が予定されていたパラトライアスロンで、セーヌ川での水泳の競技が中止となり、ラン2.5キロ、自転車18.5キロ、ラン5キロの「デュアスロン競技」に変更されました。

　競技前に実施された複数の水質検査の結果に「大きな食い違い」があり、水質汚染の懸念が生じたということです。

　選手の健康と安全を守る予防措置のために水泳競技の中止を決めました。

　セーヌ川では17日と18日、パリオリンピックのテスト大会としてトライアスロンの競技が実施され、20日には「混合リレー」が予定されています。