ゼレンスキー大統領 来年の大統領選に出馬意欲[2023/09/01 12:51]

 ウクライナのゼレンスキー大統領は、2024年3月に予定されている大統領選挙に出馬する意欲を示しました。選挙の実施には西側諸国の協力が必要だと強調しています。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は、8月31日に報じられたポルトガルメディアのインタビューで、2024年の大統領選が実施される場合「戦時下でも、私は絶対に自分の国を見捨てない」と述べ出馬に意欲を示しました。

 また、軍人が第一線で投票できる仕組みや有権者がロシアの爆撃から守られる環境が必要だとも指摘しています。

 また、8月28日に報じられたウクライナメディアのインタビューでは大統領選の実施には選挙に関する法律の改正が必要になるとしました。

 それに加えアメリカやヨーロッパなど西側諸国に資金面での協力を求めたいと語っています。

 ウクライナでは、ロシアによる軍事侵攻によって、2022年2月24日以降戒厳令が発令されていて、大統領選挙や議会選挙を実施することは禁止されています。

 戒厳令は90日ごとに延長することが必要で、ロイター通信によりますと7月、ウクライナ議会は11月15日までの延長を決定しています。

 この決定に伴い平時であれば、10月に予定されていた議会選挙の実施の可能性はなくなりました。

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