“水の都”イタリア・ベネチア 日帰りの観光客から5ユーロの入場料徴収へ[2023/09/06 03:16]

 「水の都」として知られるイタリア・ベネチアは、オーバーツーリズム対策として、来年、日帰りの観光客から「入場料」を徴収することを検討中です。

 地元メディアによりますと、イタリア・ベネチアの市議会は5日、日帰りの観光客から、来年、5ユーロの入場料を徴収する計画を発表しました。

 14歳以上が対象で、観光客数がピークになる春から夏にかけての30日間に試験的に導入する予定だということです。

 ベネチアについて、国連教育科学文化機関=ユネスコは7月、オーバーツーリズムなどへの対策が不十分だとして、存続が危ぶまれる「危機遺産」に指定するよう勧告を出しています。

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