ロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩総書記が近く会談することについて、アメリカ国務省はウクライナでのロシアの苦戦の表れだと指摘しました。
北朝鮮の金正恩総書記はロシアを訪問し、13日にもプーチン大統領と会談するとみられ、北朝鮮が武器・弾薬を提供する代わりにロシアによる兵器開発の技術支援などが取り引きされる可能性があります。
米国務省 ミラー報道官:「私たちはこの会談の結果を注意深く見守るつもりです。北朝鮮がロシアに武器をわたすことは、複数の国連安保理決議違反だということを両国に念押ししておきます」
国務省のミラー報道官は11日、北朝鮮に対して、ロシアに武器をわたせば国連安保理決議違反になるだけでなく、「ちゅうちょなく新たな制裁を科す」と警告しました。
また、インドで開かれたG20首脳会議など国際会議にプーチン氏が姿を見せないのは、「ウクライナでの軍事的努力を維持するのに苦戦しているからだ」と指摘し、会談の推移を見守る考えを示しています。
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