アメリカでグーグルの独占禁止法めぐる裁判始まる[2023/09/13 06:52]

 アメリカ司法省がIT大手のグーグルを独占禁止法違反だとして訴えた裁判の本格的な審理が始まりました。

 アメリカ司法省は、グーグルが複数のスマートフォンメーカーなどと自社の検索サービスを初期設定にするよう契約し、インターネット検索市場での強力な立場を利用して、違法に競争相手を阻害したと主張しています。

 一方で、グーグル側は利用者は他社のサービスを設定することもできるなどとして反論しています。

 今回の裁判は1998年に司法省がマイクロソフトを提訴して以来、およそ20年ぶりとなる独占禁止法の大型案件で、各国が巨大IT企業への規制を強めるなか、世界のインターネットビジネスへの影響に注目が集まっています。

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