米バイデン氏の次男ハンター氏を銃疑惑で起訴[2023/09/15 03:53]
アメリカのバイデン大統領の次男、ハンター氏が銃を購入する際に違法薬物の使用に関して嘘の申告をしたなどとして起訴されました。
起訴状によりますと、ハンター氏は2018年に違法薬物の使用や依存症はないと嘘の申告をし、銃を購入し、不法に所持した罪に問われています。
銃を巡る違反に加え、税金未納の疑惑について捜査を受けていたハンター氏は検察との間で、条件付きで一部の罪を免除する司法取引に一旦は合意したものの、内容を巡って見解の相違があったことが分かり、白紙に戻っていました。
大統領選挙を来年に控え、再選を目指す父・バイデン氏にとっては痛手となりそうです。
一方、ハンター氏には父・バイデン氏の影響力を利用して海外の企業から不当な利益を得ていた疑いも指摘されていて、野党・共和党下院はバイデン氏の弾劾訴追に向けた調査を始めるよう委員会に指示するなど徹底追及の動きが活発化しています。