処理水放出以降、北京の日本大使館にいたずら電話など続く 一日5000件以上[2023/09/20 20:25]

 福島第一原発の処理水の放出からまもなく1カ月となるなか、北京の日本大使館にはいまだに一日に5000件以上のいたずら電話などが掛かってきていることが分かりました。

 日中関係筋によりますと、先月24日の処理水の放出後、今月17日までに日本大使館には累計で40万件以上のいたずら電話などが掛かってきたということです。

 最も多い時は一日に4万件で、今週に入ってからも一日に5000件から1万数千件の数で推移しているということです。

 電話は真夜中にも掛かってきて、抗議の内容以外にも無言電話や悪口を浴びせる電話もあるということです。

 大使館では中国政府に対策を申し入れていますが、日中関係筋は「効果的な対応を取っているとは思えない」と話しています。

こちらも読まれています