中国恒大集団会長の身柄拘束か 子会社の未払い訴訟など9兆円[2023/09/29 11:57]

 経営危機に陥っている中国の不動産大手「恒大集団」は、グループ子会社の未解決の訴訟金額が9兆円に上ると発表しました。

 経営再建中の恒大集団は28日夜、許家印会長が犯罪に関与した疑いで当局から「強制措置」を受けていると発表しました。

 許氏は身柄を拘束されたとみられています。

 香港取引所では、28日朝から、恒大集団と傘下の2社の株式取引を中止しました。

 また恒大集団は、新たに、中国本土部門である別の子会社「恒大地産集団」について、建設会社への未払いなどおよそ9兆円の訴訟を抱えていて、8月末時点で5兆円以上未返済であると発表しました。

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