メジャーリーグアメリカン・リーグの全日程が終了し大谷翔平選手が日本人初となるホームラン王に輝きました。アメリカでも大谷選手へ祝福の声が上がっています。ロサンゼルスとは逆側、東海岸からも祝福の声が上がっています。ニューヨークから報告です。
(鈴木彩加記者報告)
こちらでも大谷選手を絶賛する声、そして、来シーズンはここでプレーする姿が見たいと熱烈なラブコールが巻き起こっています。
ニューヨークでホームラン王といえば、去年獲得した、ヤンキースのジャッジ選手が有名でして、ファンとしてはジャッジ選手に取ってほしいという思いもあったようなんですが、それでも大谷選手の活躍は、3月のWBCから始まり、シーズンを通して圧倒的だったよねと称賛する声が相次ぎました。
そして、来シーズンはここでプレーする姿が見たいんだと、西海岸に比べるとちょっと冬は寒いんですけれども、ファンはとっても熱狂的だよと、ニューヨークはすでに熱を帯びています。
MLBによりますと、シーズン終盤の9月に、1本もホームランを打たずにホームラン王に輝いたのは、1974年以来、およそ50年ぶりだということです。
先ほど、MLBのプレーの分析を担当する人に取材をしましたところ、今季の大谷選手の打球のスピードに注目をされていまして、これまでにないほど速い自己最高記録を更新しまして、リーグの中でもトップだったということです。
これだけの戦績を残してもなお、まだまだ今後の成長に期待を寄せていました。
そして、MVPの獲得については「その可能性が高いかどうかではなくて、断トツトップで間違いないだろう」と太鼓判を押していました。
写真:AP/アフロ 2021年9月10日
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