米バイデン大統領次男ハンター氏 銃購入巡る起訴内容否認[2023/10/04 08:27]

 銃を不正に購入したなどとして起訴されたアメリカ・バイデン大統領の次男、ハンター氏が罪状認否に臨み、起訴内容を否認しました。

 ハンター氏は2018年に違法薬物の使用や依存症はないと嘘の申告をして銃を購入し、不法に所持した罪に問われています。

 アメリカメディアによりますと、ハンター氏は3日、東部デラウェア州の連邦地裁で罪状認否に臨み、起訴内容をすべて否認しました。

 弁護側は声明で、ハンター氏の起訴について「トランプ前大統領とその支持者による政治的圧力の結果だ」と主張しています。

 ハンター氏は銃を巡る違反に加え、税金未納の疑惑についても捜査を受けていて、検察との間で一旦は司法取引に合意したものの見解の相違が見つかり、白紙に戻っていました。

 アメリカの現職大統領の子どもが起訴されるのは史上初めてで、判決の内容や時期によっては来年の大統領選挙で2期目を目指すバイデン大統領にとって大きな痛手となります。

こちらも読まれています