北朝鮮 米原子力空母の韓国入港を批判[2023/10/13 11:24]

 北朝鮮メディアは韓国南部の釜山にアメリカの原子力空母が入港したことを受け、「露骨な軍事挑発だ」と反発する論評を発表しました。

 13日付の朝鮮中央通信は、アメリカの原子力空母「ロナルド・レーガン」が12日に釜山港に入港したことを巡り、「核戦争の気配が強く漂う朝鮮半島への戦略資産展開は破局に追い込む露骨な軍事挑発だ」と論評で批判しました。

 そのうえで「核攻撃が強行されたり使用が差し迫ったと判断した場合には必要な行動が許されている」と核兵器による先制攻撃も可能だと改めて強調し、「我々の最強で迅速な最初の攻撃は、朝鮮半島とその周辺に巣くう悪の本拠地にも加えられるだろう」などと述べ、アメリカの同盟国である日本や韓国も攻撃対象だとして牽制(けんせい)しました。

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