プーチン大統領「仲介する用意がある」 イスラエルとハマス衝突[2023/10/14 00:24]

 イスラム組織「ハマス」とイスラエルの衝突を巡り、ロシアのプーチン大統領は停戦を仲介する用意があると表明しました。

 プーチン大統領は13日、キルギスの首都ビシケクで行われたCIS=独立国家共同体の首脳会議で発言し、現在の大規模な悲劇はアメリカの中東政策の失敗の結果だとアメリカ批判を繰り返しました。

 また、イスラエルは前例のない残忍な攻撃を受けていて、自国を守る権利があるとする一方で、イスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区への地上侵攻について民間人の犠牲は許されないと述べ、イスラエルに自制を求めました。

 また、プーチン大統領はハマスが使用している武器弾薬を巡り、ウクライナからハマスへの武器供給があったとは思えないとする一方で、ウクライナから武器が外部に漏洩(ろうえい)していることは間違いないなどと主張しました。

 西側諸国から武器弾薬の支援を受けるウクライナの信用を失墜させる狙いとみられます。

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